明日のiinaを作るために

2018.1.5

みなさま、あけましておめでとうございます。2018年が始まりましたね。一年の区切りとして今年の豊富などを決められた方もいらっしゃるのではないでしょうか。どんな風に過ごすか、何をしたいか、どこに行きたいかなどみなさんの新しいチャレンジを私も応援しております！

6回目の今回は、「30代のライフスタイル」について書いてみたいと思います。

まだまだ若いつもりでも30年も使った頭と身体。年式の古くなったボディをメンテナンスしていかないと動きたいときに上手に動けなかったり、ここぞというときに最高のパフォーマンスが出来なくなったら大変です。新しいことにチャレンジすることにも尻込みしてしまいます。だからと言って何をしたらベストなのか、とても難しい。正解という答えがない。私もまだまだですが、自分なりに思っていることを新年のメッセージとして受け取って頂けたら幸いです。

これを読んでくださっている皆さまも実践されておられる方ばかりだと思いますが、やはり先ずは「食」からではないでしょうか。食べ物が私たちの頭と身体を作っています。自分には何が必要で何が不要で、あっているのかいないのか。体質や自身の不調、生活習慣などを省みて身体に取り入れるものを自ら選んでいく、のが30代には不可欠です。好き勝手何も考えず食べても問題ないのは20代だけ。

私も27、28くらいの時から身体の不調を感じ始め、丁度30くらいの時には今まで何一つ無かった食物アレルギーを発症し始めました。今まで何も考えず好き、嫌いという判断だけで食べていたものを避けなくてはいけなくなり、一般的に身体にいい栄養素が含まれていても身体に合わないので食べられない。レシピの作り方も変わりました。VEGANというだけで動物性食材を使わないのに、さらにそれらを使わないで作るとすると、、と考えるようになりました。

それでもお陰様で酷いアレルギー症状ではないので少し控える程度で問題ないのが救いですが、それでもだいぶ食べるものは変わりました。

また、ホルモンバランスや自律神経の乱れも感じるようになり、マカなどはよく取り入れているスーパーフードの一つです。

また、取り入れる食材のひとつひとつもどのように作られているのか、何が使われているのか、など表面上だけでなく中身を深く追求していって選ぶ、ということも大事なポイント。誰から買いたいか、どういう想いやストーリーがあるのか、それを知った上で価値を見出しそこにお金を遣っていくというのも大人の生き方ではないかとも思います。

〝You are what you eat〟という、もはや標語のような(笑)この言葉が腑に落ち、身に沁みている今日この頃。それでも今までも私が書いているように、意固地にならず自由に楽しみながら、不自由を遊び、食べるものへの意識を少しでも変えていくと、日々変化していく新しい自分と付き合えると思います。

また食べることだけではなく、起きる時間や寝る時間、きちんと身体を休める。モヤモヤやイライラはきちんと解決して精神衛生も良くしておく。付き合う人を変える。部屋を掃除する。整理整頓する。要らないものや抱えているものを断捨離する。空気を入れ換える。少しずつ、今の自分に合うようにシフトチェンジしていく。

また仕事に対しても今一度見直し考えていく時期ですよね。本当に自分がやりたいことは何なのか、何をすると気持ちがいいのか、どういうやり方があるのか、貢献できるのか。そういった判断を瞬間瞬間でしていくためにも、いつも頭はクリアで居たいですね。なかなか難しいですが。。あとは適度に身体を動かして体力を備えておくことも。これは私の最大の課題です(笑)

私は芯を自分の中に持つようにしています。鉛筆のように、しっかりとした芯、軸。それがブレるとどうしても他人の物差しで自分を測ってしまいがちです。そうなると一転、不幸が訪れます。ダメだ、出来ていない、もっと頑張れるのではないか、など。そういったブレを無くすためにも生活の基盤をしっかりとしていくことが結局自分を助けてくれるのかな、と。

きちんと毎日ご飯を食べて、寝て、掃除して、お風呂に入っている人は無敵だなって思います。どんなに凄い人でも格好いい人でも表面上のものはやはりどこかで崩れ去る。芯や土台の脆さが30代の命取りです。30代はベースメーク、が全てを物語るのでしょう。

家族や付き合う人が多くなると守るものが増え、他人にばかり気遣ってしまいがち。それでも重きを自分自身に置けば置くほど、他人に対して優しくなれたり、上手くいったりするものです。自分がしっかりと立って居ないのに、人など支えられないのですから！

労わるように、居心地のいいように、自分に対してしてあげることが、30代は大切なんだと感じています。自分を日々トリートしていること、それが結果として自分自身のライフスタイルになっていくのだと思います。　