「今までの自分にありがとう。」

2018.7.11

皆さまごきげんいかがですか。
気温が上がってきて、夏が大好きな私はテンションが上がってきました！(笑)

夏が短すぎる！私個人的には一年の半分は夏でいいです。夏と言えども台風や梅雨もあるからお天気抜群でレジャーを存分に楽しめる期間なんてほぼ無いに等しくて悔しいです…。

連載も12回目となり、丸1年。
早いようで、まだそんなもんかといった気持ちが入り混じっています。今回で一区切りとなるのかな。大人になると早く感じる時の流れ。それとは逆行して何だか自分は変わっているのか成長しているのかわからず、進歩がないなあとも感じてしまうこともあるのがオトナの性。

今回は10年後の自分に思いを馳せながら書いていきます。

◯年後の自分〜って昔小学生くらいの時に書かされたりすることってあったことを思い出す。当時は「そんなん知らんがな。」って思って、正直者の私は書けないことが多かった。結果嘘になってしまうようなことを書きたくなくて。最終的に「楽しく生きる。」「好きなことをする。」みたいな具体性のないことを書いて誤魔化した。書いてしまったらそのように生きなければいけない気がしてとても嫌だった。

今は大人になったので、指標みたいなものなんだから、あくまでも方向性という観点から自分の人生プロデュースの台本は必要だよねって感じてる。とはいってもねえ、難しいんですよ。夢見る少女でも何でもないし、すごく現実的に物事を見てしまうのは女性だったら共感していただけると思います。

10年後は40代。40代の自分どうなっていたいか。どうなんだろう。想像がつかない。

もっと、たくさんの国に行ってみたいし、やったことのない困難な仕事もしてみたい。出産もしてみたいし、友達を増やしたい。(笑) でもどれもやらないかもしれない。それのための努力って何だかよくわからない。◯◯します、◯◯になりますって宣言するのは今でも嫌なんですねえ。変わってない、私。

とにかくファンキーな40代になりたい。落ち着いたり、達観したりしながらも若い世代とたくさん話ができるような大人になりたい。守りに入らず攻めたい。そんな気持ちだけは漠然とあるかな。

そんなことより、結局私はいつでも私自身に満足していたい。それ以外ない。死ぬ時に、あー楽しかった、やりきったわ〜。でもあれもこれもやりたかったんだけど時間足りなくてできなかったわ、速攻で輪廻転生しよ。って思いたいんですよ。

なのでやりたいことはやる。言いたいことは言う。行きたいとこは行く。好きな人には好きと言う。嫌な人に関わらない。だって明日死ぬかもしれないから。取りこぼしのないように、限られた時間を有効に使いたいから。あー無駄だったわーってのに極力時間を使いたくない。そんだけ気をつけてたって無駄な時間消費させられることって必然的にあるから。私って、いつだって生き急いでいる。だから明日死んでも後悔しない。

ん？それって今と変わらなくてもいい、ってことだから、私今の自分にもしかしたらすごく満足してるんじゃない？とこれを書いていて気づいてしまった。だからってもっと良くなるような10年後にしたいんだけれど。

私は昨日の自分に助けられているんだって、最近気づいた。お腹が空いて帰って、冷蔵庫を開けたら自分で買っておいた食材があって、はー助かった。昨日ゴミ捨てをしたので、部屋がすっきり気持ちがいい。助かる〜。自分が買って準備しておいたトイレットペーパーをきちんとセットしておいたのでお尻を拭けている。大変助かっております。

いずれも昨日の私ありがとー！！と言いたい。人がこれらをやってくれていたら感謝感謝なのに、皆ちゃんと自分のためにしていることを当たり前だから全然感謝しない。ホント昨日の自分、これを買っておくなんてGOOD JOB！って褒めて感謝してあげたい。

今の生き様で未来の自分が救われるのだから、どうなりたいか・どうなるのかを想像して備えることなんだな、とわかったところで、明日の自分が欲しがっていることは容易に想像できても、10年後の自分が欲しがっていることを想像するのは容易いことではない。でも大体同じようなことで悩んで、同じようなことでつまづいて、同じようなことに納得いってないんじゃない、って予想してみる。(笑)

明日の私がして欲しいことをその日考えてしてあげて、それを10年間続けたら、10年後の自分ってできる限りの最高の自分じゃない？！それが難しいんだけど、歯磨きみたいなものだから。とりあえずその日を乗り切るやる気だけあれば、命尽きるまで最善で居られる。

そういう風に考えてみると、淡々と自分の為の毎日を作って行くことが、結果10年後の私になるんだね。明日の自分に感謝されるような過ごし方をすればいいわけだ。