ローフードと旅〜前編
▼ 前回のエッセイ
・私がローフードを選ぶ理由(ワケ)
私の人生を変えたアシュタンガヨガとローフード
私が“ローフード”という食事の方法があるのだってことを知ったのは、かれこれ12、3年以上前のこと。
アシュタンガヨガの集中トレーニングに参加したことが、今思えば、おそらく全ての転機だったと思う。その時に教えていただいた先生が、「アシュタンガヨガを始めたらいろんな事が変わります。いろんな事が思うように進みます」って言ってたのを今でも覚えています。
30歳までには、海外に出るんだって決めていたのと、ヨガを始めちゃった勢いで、大好きだった東京のビーガンカフェでの仕事を辞め、そのトレーニングで出会った仲間とインドはマイソールへ。本当に私の人生すべて変わっちゃいました;)
そこでの、最初であり最高に衝撃的であったアダムとの出会いは、私の考え方、思い、エネルギーの方向性を180度変えるきっかけとなりました。私の心の師匠は、いまでもアダムです。
彼が私の最初の“ローフード”体験。私たちがヨガから帰ると、とってもカラフルで、愛にあふれた、カシューチーズソースや、ざくろのピンクスムージー、マンゴーのイエローソースでデコレーションされ、ものすごーくアーティスティックに仕上げられたプレートが、ハウスシェアーメイトみんなに用意されているのでした。
彼にはたくさんの感化をうけ、そのあとの旅は、自然と、ヨガとローフードを求める旅となりました。
世界各地でのリトリートが人生の糧になる
インドを旅した後、オーストラリアへ。私の初のWWOOF体験は、100%フルーツタリアンのおじさん、ザランの、経営するビーガン宿。
その頃、フルーツで生きられるの??っていうレベルの理解しかなかった私にとっては、衝撃的出会ったのはもちろん。大きな物置いっぱいに、南国の色んなフルーツが蓄えられていて、どれだけ、なんでも食べていいよって言われて、WWOOF ってなんて素晴らしいんだろう、天国だな〜と思いました。朝のひと仕事を終えて、ザランが作ってくれた、もちろんフルーツ100%の、チャンピョンジューサーで作るバナナ&マンゴーアイスクリームは、これまた衝撃的で、世界一美味しかった。
しかし、フルーツ天国は、束の間の夢、バイロンベイ、ムーランビンビー、ニンビンと、WWOOF旅はディープな方向に進み、ちょーマニアックな、ローフードの本も出版してるおじさんのお家でのWWOOF、サイレントリトリートでの沈黙の仕事等、転々とし、そのあと、ニュージーランド、アジアをひたすらヨガとローフードとの出会いを求めて旅したあと、行き着いたのはまたインド。そこで、ローフードをヨガのリトリートで提供すること3年間。
今はではすっかり、5年以上もバリに落ち着いていますが、その間にはたくさんの国で、ワークショップ、リトリートをさせてもらって、本当にありえない状況でお料理したり教室したりのこぼれ話もたくさんありますが、今回の前編はここまでに。最高に過酷なキッチンと思っていたインドですが、バリではもっと過酷な状況でお料理の仕事をする機会に恵まれそ〜と〜鍛えられました;)
それが最高潮に過酷だと思いきや、メキシコ、ペルーでのリトリート、ワークショップと、まだまだその上はありました。でも全て今となっては大事な人生の糧のとなっています。
旅は人生の凝縮です。。ね。そして私たちに大きな成長をもたらしてくれます。
みなさん、たくさん旅しましょ〜!
死ぬ前に、“あーもっとやればよかった“のトップ3は、旅だそうです。
では、みなさん、素敵な日々を。
<SAYURIの書籍>
■ 世界最強・最新 ロー・ヴィーガン・スウィーツ グルテンフリー&パレオダイエット
<amazonで購入>
LIVING LIFE MARKETPLACE