コラム&エッセイ

私がローフードを選ぶ理由(ワケ)

バリを拠点に世界で活躍するローフードシェフSAYURIの連載エッセイが始まりました。世界中のヨギ&ヨギニのお腹を満たすべく、エネルギーの高いローフードを追求し、世界中を旅しながらヨガと食を発信する場としてバリでカフェも運営しているバイタリティ溢れる彼女から何を教えていただけるのでしょうか。その根底にある秘めた言葉の数々を綴っていただきます。

 

「食べ物があなた自身をつくる」という言葉の意味

「食べ物があなた自身をつくる」(you are what you eat) という言葉を聞いたことがありますか?食べ物は、その他のすべてのものと同様、エネルギーの形であって、私たちは、食べ物のエネルギー、波動をいただき、そのバイブレーションになるという意味だと、私は解釈しています。

同様に、もしくはそれ以上に、私は今、「思考があなた自身をつくる」(as it s said “as a man who think the in his heart , so is he) という言葉に興味を持っています。あなたの思い、言葉、行動は、あなたの現実を作ります。 私もあなたもそしてこの世の中が全て、バイブレーションであるとすれば、それに例外はありません。

私たちの食べる食べ物、私たちの考える思考、私たちの心の想い、発言する言葉、行う行動、それらは全て、同様に、そして強く、私たちと、それをとりまく全てに影響を与えます。

では、その思考は、どこから来ているのでしょうか? もちろん、あなたのいまのその思考は、あなたの人生の全ての経験の結果ですが、もしかしたら、1日3回食べる食べ物が影響力を、むしろかなり重要に、その影響をもたらしていることも考えられます。

実際に、食品中のRNAは、実際に私たちのRNAになることが、科学的に証明されているそうです。(RNAとは、体をつくるDNAのためのメッセンジャーです。) だからといって、私たちが、ほうれん草になっちゃうと言う訳ではなく、ほうれん草のもつ栄養素が私たちとなるのです。つまり、「食べ物があなた自身をつくる」と言う古いことわざは、ある意味本当なのです。

そうすると、どんなたべものになりたいでしょうか?私たちの食べるものが、私たちの“思い“に影響をあたえ、それがわたしとなりをつくるのであれば、私は、缶詰に入ったフルーツよりも、オーガニックで育てられた採りたてのフルーツになりたい。新鮮で、水々しく、純粋で、色鮮やかな、波動の高い、最も潜在能力の高い生命力になりたい。

 

ローフード(非加熱、未加工、48℃以下の調理)であることの意味

できる限り非加熱(48℃以下で調理された)未加工の、栄養密度の高い、農薬等を使わず自然のままで育てられた果物や野菜、海藻、ナッツや種子など、これらの食べ物は、より高い波動と光のエネルギーを持ちます。

その光エネルギーは、“バイオフォトン“と言われ、生きている全ての生命体にあり、その生命活動に伴って放つ光のことをさします。それはつまり、電気エネルギー、生命力、気やプラーナが高いとも言えます。

全ての命、木や、犬、魚、アリ、バクテリア、微生物も含め、生きているものはすべて、細胞レベルでの化学反応によってこの光を放ち、エネルギーを生みだします。それにくらべて、命のないものは光を持ちません。

私たちの命は、光を放っています。

私たちがこの放つ光を食べると、私たちの周りの光 “オーラ“、つまり電磁場(エレクトリック、マグネティック、フィールド)に影響を与え、私たちの個々命の光により輝きを増し、その輝きは、私たちの一人一人の真の潜在的人生の目的つまり、この世に生まれ今ここにあるその意味をより明確にもたらしてくれるのではないかと私は思っています。

<参考写真>
りんごのキルリアン写真。キルリアン写真は、生き物の光エネルギー(オーラ)—“生命力”—を、目に見えるように表したもので、生の野菜や果物は光をはなっています。- kirlian photo from David Wolfe’s “eating for beauty”

 
 

<SAYURIの書籍>

■ 世界最強・最新 ロー・ヴィーガン・スウィーツ グルテンフリー&パレオダイエット

 
<amazonで購入>

 
 

presented by
LIVING LIFE MARKETPLACE