コラム&エッセイ

7年続く秘訣とは?ライフスタイルをコーディネイトするお教室「R.A.W. raw food atelier woonin」 インタビュー Vol.1

スーパーフード&ライフスタイルクリエイターとして雑誌やメニュー開発、コラム執筆など多方面で活躍するwooninさん。お教室R.A.W. raw food atelier wooninを始めてから7年目に突入する彼女は女性をキラキラと輝かせることに全力を注いでレッスンを開催し、多くの方に支持されています。今回は、多くの女性が憧れるそんな彼女のレッスンに潜入し、インタビューさせていただきました。

大都会の真中ににそびえ立つ東京タワーを窓から望む、そんな素敵なwooninさんのアトリエ。
白で統一された椅子やテーブルに彼女の独自のセンスが加わった快適な空間での少人数レッスンとなります。
まず最初にお出迎えしてくれるのが素敵なインテリアと、テーブルにセッティングされた本日のレッスンに備えたアイテムの数々。

椅子、テーブル、クッション、テーブルコーディネイト、全てをお手本にしたい、センスあふれる彼女のアトリエには不思議な食材やアイテム、専門書などが所狭しとちりばめられています。NYで8年生活した経験を持ち、ヨーロッパや中東への旅も重ねる中で磨かれた彼女の独自の世界観に魅了されます。

フレンドリー&カジュアルで素敵にセッティングされたテーブルコーディネートもお手本にしたい。とにかくがんばっておしゃれ感を出すのではなく、すべてにおいてこなれたエフォートレスというのがキーワード。

 

モロッコのベニワレンラグを使用したチェストコーナーとオマーンのベドウィン族の女性が使用するベルトを飾りに。

 

こだわりのエクストラバージンオリーブオイルやエクストラバージンココナッツオイル。LLMPのアイテムもご愛用いただいています。
 

自ら発酵させている日本でかつて大ブームだった健康飲料 “コンブチャ” (紅茶キノコ)。ハリウッドセレブを中心に話題を呼んでいます。

 

毎回必ず登場するAFAブルーグリーンアルジーウォーター。ウェルカムドリンクとして。

 
本日のレッスン内容は「ウーニンフード塾」の最終会。デトックスメニューから始まり、しっかり美味しく簡単に日常に取り入れ継続出来るためのアイデアを全4回、約1カ月近くかけて学んでいきます。1名~最大6名まで、今回は2名のレッスン受講生が取材に応じてくれました。

真剣なまなざしのウーニンさん。時に厳しく、時に優しく、そしていつもユーモアに溢れるレッスンでは多くの女性が彼女のキャラクターに魅了されます。

彼女自身が本気で女性にキラキラと輝いて欲しい、結果を出して欲しいと考えているからこそ、時々見せる真剣な眼差しが胸をギュっと熱くさせるのでしょう。

合間、合間にお話も伺いながらレッスンが進行していきました。

  

Q なぜアトリエを開こうと思ったのですか?

Woonin:
実を言うと会社員時代、健康診断の大腸検査に引っかかってしまったことがあったのですね。(現在ではなんと!ほぼ善玉菌しかない腸内細菌叢で悪玉菌は0.157%)それがきっかけとなって、ヘルシーなライフススタイルを模索する旅が始まりました。最初はナチュラルハイジーンの本を参考に菜食中心の食スタイルになり、その後、2008年頃でしょうか。グリーンフォーライフという本に出会い、生で食べる大切さを学びました。グリーンスムージー、ローフードやスーパーフードという世界と衝撃的な出会いを果たし、どんどん身体が変わっていき、そしてどんどんのめり込んでいきました。当時は身近にローフードやスーパーフードのお話ができる人がいなかったので、自分自身のトライ&エラーをブログで書き綴っていくことにより、ネット上で多くの仲間に出会いました。その頃出会った方たちは、現在多方面で活躍されています。

私自身はオフィスへ持っていくお弁当や、朝食や夜食、スナックなどを写真に撮ってブログにアップしていたのですが、もしも当時はなかったインスタグラムをやっていたらものすごいギャラリーができていたことでしょう。笑

当時、激務をこなす会社員であった私は、ローフードにすっかり魅了されてしまい、ブログを読んでくれている読者の方々と一緒にすでに今から8年前に「ローカカオとグリーンスムージーとコンブチャ」のパーティーイベントなどを数カ月に1回程度、少ない頻度ではありましたが恵比寿のキッチンスタジオで開催していくようになりました。
その頃もっとローフードに関わりたい、もっと多くの人と繋がりたいと思うようになっていたのですが、多忙な会社員生活の中ではそんな時間を作るのは至難の業でした。
ですので、土日をしっかり確保できる職場へ転職したいと強く願い、なんと、転職活動を始めたのでした。
しかしながら、良くも悪くも、最終面接のいいところまでいくのだけれど、ことごとく採用まで至らなかった。がっくり肩を落とす私の姿を見て、複数の友人達が言ったのでした。

「そんなに、ローフードに関わりたいなら、ローフードのお教室を始めればいいのに。きっと向いているよ」

不安ながらも、徐々に想いがそちらの方へ向かっていき、行動に移すようになっていきました。大きなダイニングテーブルが置ける広さの物件を探し始めたのです。
それからほどなくして、白金高輪のヴィンテージマンションの一室を見た時。あ!ここだ。と、直感を感じ取り、とにかく、会社員というステータスがあるうちに契約してしまおうと思い、あっという間に契約まで至りました。
それが、R.A.W. raw food atelier wooninの始まりでした。

Q アトリエを初めて何年くらいになりますか?また、何名くらいの女性がレッスンを受けに来られたのでしょうか?

WOONIN:
7年目になります。現在は白金高輪のヴィンテージマンションから近くの東麻布へ拠点を移しました。白金高輪では2年、現在の東麻布では4年半が経ちました。
人数は・・・正確には数えていないのではっきりと分かりませんが相当な人数になっていると思います。
少人数で1~6名のレッスンを行っています。以前は1日2回転レッスンを行うこともありましたし、とにかく、様々なタイプの女性がアトリエにやってきてどんどん変化を遂げていきます。その実績は、何物にも代えがたい私にとっての宝物で財産です。どんな教科書にも書いていない、私がこれまでブログ開始から約10年以上かけて多くの女性の体験を通して検証と研究を重ねた結果が蓄積されていっています。

NYに住んでいた頃にイスラエル人の友達に教えてもらったというイスラエルサラダ。ミントやアサツキを沢山入れるのがコツ。

 

おしゃべりをしながらレッスンは進行しどんどんお料理が出来上がっていきます。
 

Q アトリエの特徴は何ですか?

WOONIN:
少人数制であること。日常に気負わず取り入れやすく、アレンジが出来て、続けやすいメニューやレシピをお伝えしていること。食材の選択を妥協しないこと。
そして美味しくなければ楽しくないので、味のバリエーションの豊かさやプレゼンテーションを大事にしています。
菜食や健康食というとどことなく味気なく、見た目も残念なものが多かったりします。もちろん現在は様々なプロフェッショナルな方々の見た目も味も満足できるものが増えてきていますが、私がローフードやスーパーフードの世界に興味を持ち始めた当初はあまり満足できるものはなかなかありませんでした。ヘルシーだけれど、リッチで舌も視覚も喜ぶもの、そして食べる楽しみを堪能できるものをライフスタイルに落とし込むことを目的としています。お料理教室というよりもライフスタイルをコーディネートしていくレッスンとでもいうのでしょうか。
それからインストラクターコースも開催しています。こちらも少人数制です。私の活動やフィロソフィーに共感いただける方々と地道に活動できたらと思っているので、組織を大きくしようと考えておらず、少しずつでいいので丁寧に全国の方にお伝えしていけたらと思っています。

そしてなによりの特徴は、レッスン内容がどんどん進化していっているということでしょうか。どこかで読んだ教科書をそのままお伝えするのではなく、自分自身の、そしてレッスン受講生の方々の実体験を元に、その時々の年齢に合わせた、そしてNYやLAの海外ウェルネスの最新情報をまずは現地でどんなものか試し、洋書の専門書で研究し、実践と検証をして蓄積されていった実体験データを元にレッスン内容を組んでいきます。レシピやメニューも変化しています。私自身、ローフードを始めた頃はローフードばかりを夢中になって数年食べていた実験期間もありますが、今はローフードという枠を超えて、失敗や成功体験を元に、基本となるクリーンイーティングを軸に年齢に合わせた食の取り組み方、食だけではなくライフスタイル全般が変化していっています。

レシピ本を数冊出させていただいております。さらにブログやSNSで発信もしていますが、それらはあくまでもガイドラインに過ぎず、私にとって一番大切なのはレッスンです。レッスンで直接会ってお伝えしなければ伝えられないことが沢山あります。今も教室を始めた当初も、そしてこれからもレッスンを中心にして、私に会いに来てくれる方を大切にサポートしていけたらと思っています。かつての自分がそうだったように疲れている都会の女性が元気になって欲しい。そんな思いが私の原動力になっています。

本日のメニュー。ココナッツパンプキンスープ、イスラエルサラダ、アボカド玄米トースト
 

光が差し込む心地よいアトリエ

 
規模を大きくしようとか、ビジネスとして成功させようということ以前に、一人ひとりの女性と正面から向き合ってレッスンをするWOONINさんだからこそ、7年も継続しているアトリエなのかもしれません。

次回は、レッスン受講生様のインタビューの様子をお届け致します。

お楽しみに!

 
文・写真 : 伊藤芳子

 
<関連商品>

■ LLMP エクストラバージン セイロンココナッツオイル
■ コンブチャワンダードリンク
■ AFAブルーグリーンアルジー 

 
 

presented by
LIVING LIFE MARKETPLACE

 
 

R.A.W. raw food atelier woonin

東京都港区東麻布 最寄駅:赤羽橋、麻布十番

お問い合わせ先: info@woonin.jp

レッスン内容:
リアルフード、クリーンイーティングを主軸にしたデトックス法やスーパーフードを効率的に美味しく日常への取り入れ方や活用術のレクチャーと実習を行います。2011年オープン当初からコンブチャレッスン、スーパーフードレッスン、ローチョコレート、ロースイーツレッスンを続けています。

レッスン情報HP: woonin.jp

Instagram: @woonin_lifestyle

ブログ: https://woonin.amebaownd.com/

過去ブログ: http://ameblo.jp/13-24-33/

プロフィール:
WOONIN(ウーニン)
スーパーフード&ライフスタイルクリエイター
1973年生まれ。ニューヨーク市立大学ハンター校卒業。2008年頃の会社員時代にローフード、スーパーフード、コンブチャのウェルネスフードに魅了される。現在ローフード教室「R.A.W.」主宰の他、雑誌や書籍でのレシピ考案やスタイリング、企業の商品レシピ開発など活動の場を広げ、活躍中。新刊『まいにちスムージー100』(主婦の友社)趣味は見知らぬ国へ旅に出ること。

 
<Wooninさんの書籍>

■ 美と恋に効くリアルローフード&スーパーフードレシピ

 
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