iinaの旅
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。2018年が明けて早1ヶ月が過ぎ。。大人になるとなぜこんなにも時間が過ぎるのが早いのでしょうか。こうやっている間にまた1年が終わりそうです(笑)
今年、決めたことややりたいなって思ってたこと、逆にやめたいな、距離を置きたいなって思ってたこと、ちゃんとできてますか。みなさんに訊くフリをして、自分に訊いています。どうでしょう。
漠然と、ここに行きたいなあってずっと思っている場所はありませんか?
それでしたら行ってしまいましょう。チケットを取り、休みを作りましょう。
今回は、「ヴィーガンフードと旅」をテーマに、私の旅で出会ったヴィーガンフードと思い出をちょこっと語っていきたいと思います。
私は毎年どこかに行っているのですが、国内でも海外でも、リラックスしに行くというよりは大いに遊びながらインプットをしに行く・勉強するという意味を持って、旅行には出かけます。
普段、創造したり構想を練ったり、何かを作って外に出すといったアウトプットで生きていて、そのまま走り続けると枯渇します。足りない、つまらない、ルーティンワークなどが私をつまらなくさせます。テレビやネットの情報はもう誰かが考えたり作り出したものばかり。私は私の足で「面白い」を見つけに行くことが私の創造性を掻き立たせ、意欲やモチベーションや夢を生み出してくれます。
だから旅行会社を通さずに自分でチケットや宿を取ります。ツアーやアクティヴィティなどには参加しません。もちろん有名な場所や皆がいいというところにも行きますが、そこで何を見つけるか、楽しみ方を決められるのが嫌いです。私は「自分自身」で行くこと・見つけること・楽しむことに重きを置いています。
食事とかどうしているのですか?とよく訊かれますが、今までのエッセイを読んでいただいている方は私の自由な食生活をわかってくださっていると思いますので割愛しますが、海外のトラディショナルな料理や、VEGAN料理を食べ歩くことも旅の一つの楽しみ。その土地土地の食材を試してみたり、そこの食べ物から文化や歴史まで思いを馳せることもあります。
完全なヴィーガンの方は、場所にもよりますが海外の方が食べられるところを探すのが日本よりかは容易でしょう。
一口にヴィーガン料理といえども、国や文化によって様々なスタイルで提供されています。ヴィーガンだけどもたくさんお砂糖を使っていたり、着色料をたっぷり使っていたり。マーガリンやショートニングが使用されていたり。それって本当にヘルシーなのかな?もちろん様々なヴィーガンがいるわけで、動物愛護の精神を重要視している人はそれでもバターを食べるよりいいという人もいるんでしょう。
もちろん海外だと様々なお店で普通に動物性のお料理を出しているところでもヴィーガン料理がたくさんあるのでそこで食べたりする場合は重いアレルギーの方は気をつけなければならないし。実際こないだロンドンでヴィーガンのお料理を頼んだのですが、作る人が間違えてチーズが入っていました。私はチーズ食べれるよ!問題ないよ〜って頂きましたが乳製品アレルギーの人には死活問題です。もちろんお代はタダとなりましたが、そういう問題ではない方もおりますよね。
「ヴィーガンであること」にこだわりを持ってしまうと、旅も楽しめなくなってしまいます。私はいつも書いている通り、ニュートラルで自由な気持ちで居たいと思いますが、作る側はこだわりとルールを守り、食べる側はニュートラル。それがストイックな人にも対応できるし、一番理想です。
私は必ずカフェや料理店だけではなく、マーケットで出かけ、食材を見ることがとても大好きです。そして新鮮なマーケットフードを楽しみます。地元の人の食べ方や楽しみ方が見れるのも醍醐味です。そこで買って持ち帰れるものは必ず購入します。
そして、可能な限りその国の料理教室に行きます。以前行ったベトナムでは、オーガニックファームで野菜を採り、それを使ってベトナム料理を教えてくれるところに訪れました。オーガニックのミルクを絞り、それでベトナムコーヒーを淹れて。
日本とは違い、マーケットでヴィーガンフードやローフードのお店もたくさん出店していたりする国もたくさんあるので歩いているだけでも楽しいです。
その土地で見て・触れて・学びとったことは、自分の料理にも現れますし、美味しいと思ったものや楽しいと思った料理は同じように興味を持っている方にシェアしたいので、その国の味を自分流にアレンジした、最近はできていないのですが以前はよくやっていました。
旅の話をしながら。たまにはお土産をお渡ししたりもして。とっても楽しいです。
こちらがその土地の食べ物を楽しむのもそうですが、日本のものを伝えたり教えたりするのもすごく喜ばれるのではないかと思っていて、(私の勝手な思想なのでそう思われてないかもしれないですが)たまに抹茶の飴や日本ぽいお菓子を、交流の一つのツールとしてバックパックに忍ばせています。
去年SUSHI MODOKIを作りに行ったロンドンでも、寿司は日本のアイコンとして周知で、とてつもない人気を感じました。私達が興味を持つように、向こうからも興味を持たれているのです。旅は料理の交換留学みたいなものです。
ロンドンといえば、新しく出会った面白いものがいくつかあったので紹介しますね。
これはクォーン(QUORN)というキノコのような菌から作ったお肉の代替食品。
初めて見て聞いたものです。食感も繊維感がお肉に似ていましたが、いまいち原材料がどのようなものなのかは謎が深いです。不自然だけど面白い。今後に期待できるプロダクトに出会えました。
こちらはヴィーガンのアイスクリーム屋さん。ナッツまでフリーというから驚きです。
トッピングも全てヴィーガン。ポップなスプレーやグミをついついトッピングしてしまいます。
動物性だから悪いわけじゃなくて、大豆やナッツにもアレルギーがあるので、そういうものがフリーだとたくさんの人が美味しいアイスを楽しむことができていいですよね。また、コーヒーショップでオーツミルクでラテを頂けるようなところもありました。植物性ミルクといえども豆乳だけでなく、たくさんの可能性と広がりを垣間見ました。
また、旅行といえば移動手段内でも様々な食べ物を選べることが、たくさんの人の笑顔を作り出すのではないでしょうか。空港や機内食、バスや電車の待合所。そのようなところでも食べ物のバリエーションが豊かになるといいな、と思います。私としては空港で乗り換えることも多いので、その国の特色豊かな料理や食べ物があるとすごく楽しめます。
たくさんのヴィーガンフードや伝統料理をこれからもたくさんリサーチして自分のやり方で、皆様に発信できたらいいなと思っていますし、日本の魅力的な食材や料理を伝えていきたい、という野望を持っています。
さて、今年はどこに行こうかな?
次回は「仕事とワタシ」を書く予定でおります。それではまた次回まで。
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