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ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハゲダラ

スリランカの旅も3日目になると、スリランカ人ガイドのマーダワさんの群馬訛りの日本語にも慣れてくる。
むしろつられてカタコトな日本語になっていく私達。笑

キャンディのティーセンターで紅茶を買い、内陸を離れ、車を飛ばすこと約6時間程度。
インド洋を望む、西海岸の街、ベルワラに向かいます。
旅の間中、マーダワさんが運転してくれるのでとても安心です。
白のプリウスも乗り心地が良い。
エアコンだけが異常に効いていてかなり寒い。
でも、それくらいはどうってことないくらい快適な旅を続けています。

キャンディダンスやキャンディマーケットも日程に組まれていましたが、スキップ。。
ここに行きたい。ここは行かなくてもいい、ここはスキップした方がいい。
など、マーダワさんに相談するといろいろ教えてくれたり、希望に応えてくれるのでとても助かります。
途中、予定変更を希望してキャンディのボタニカルガーデンへ寄ってもらいましたが、
ちょっと思っていたのと違ったので、すぐに戻って、「マハゲダラへ!」と希望を伝えると、
頑張って一気にとばして、ベルワラまで向かってくれました。
途中で、大きいバナナ(すごく大きい)、赤いバナナ、キングココナッツウォーター、マンゴーなどいろいろ紹介してくれて、私達の旅をスリランカのフルーツやキングココナッツが彩りました。

キングココナッツウォーター

さて、今回の旅、最大の目的、アーユルヴェーダ施設で

アーユルヴェーダ三昧。

三昧とはいっても、私達が滞在するのはたったの3日間だけ。
どれくらい滞在するの?
と聞かれて「3日間だけだよ」と答えると
皆、口を揃えて
「短いね~!」
と、言うのです。

そう、アーユルヴェーダの施設では、2週間(最低でも1週間)の滞在がスタンダードとなるようです。
なかなか休みの取れない日本人向けに、ショートステイバージョンもあるようですが、
やはり、アーユルヴェーダの真の恩恵を受けるには
2週間という期間がどうしても必要になるようです。

アーユルヴェーダ以外で楽しみにしていたのは
ジェフリー・バワ氏が手掛けたという建築です。
うん、確かに素敵なんだけれど。。。
ちょっと、思ってたのと違う。。
突如、岩とか現れない。
うーん、やっぱり内陸のヘリタンス・カンダラマへも行くべきだった!!!!
スリランカへ来て、ジェフリー・バワの最高傑作と云われるヘリタンス・カンダラマへ行かなかったのは本当にしまったーっと頭を抱えました。。

今なら分かる。
旅の間中、(やっと)いろいろ本を読んでスリランカの土地や地形や文化や自然についてちょっと詳しくなったら、
やっぱり、どんなに忙しくても、旅の内容は自分で決めるべきだった!!
と、強く後悔してしまいました。
いまなら、どことどこを周って、どこに泊まって、どこへ行くのか。
など、いろいろ自分なりの旅の日程を組めそうです。
ところが、今回は少し手を抜いたものだから、後悔先立たず。

とはいっても、
ツアーだからこそ、コンパクトにまとめられていて
いろいろ手配もしてくれて
日本のツアー会社のきめ細やかさにも感動しました。
忙しい人にはもってこいです。

そしてホテルも素敵です。
超高級ラグジュアリーという訳ではありませんが、
プルメリアが幻想的に咲き乱れて、ホテルを彩ります。
実は、ホテルの方はかなり改装されているそうで、
大幅な変更はないにしてもどこまでバワの色が残っているかは分かりません。
その分、隣接するアーユルヴェーダセンターの方は
バワの色がそのまま残されているそうです。
確かに、美しい。
いつまでもそこに座っていたくなるような癒しの空間がそこにはあります。

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ビーチは沖縄の美しい海に慣れてしまっている私達にとっては

綺麗と言えるような海ではありませんでしたが、
それでもインド洋の力強い荒々しさには心を打たれました。
その力強さはブラジルで見た海の力強さにも似ているような気がしました。(もっと海は綺麗でしたが)
土色をしていたスリランカの海も、もしかしたら場所が変わればもっと綺麗な紺碧をしているのかもしれません。

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ビーチへ向かう途中、いつも必ず声をかけてくるスリランカのお兄さんがいます。

ちょっと危険な香りがしてもおかしくないシチュエーションなので無視を決め込むのが普通ですが、
独特の臭覚を持つ主人が、彼らと仲良くなって
私を彼らのアジトへ連れて行きます。笑
ベントタリバーのボートツアーへ連れて行ってくれる。って。
2人で3,000ルピー(約3,000円)
用意された観光地ばかりを周っていて現地の物価が全く分からないため
安いのか、高いのかよくわかりませんでしたが
特にやることもないですし、面白そうだったので、連れて行ってもらうことにしました。
担当してくれたのは、ジャミーという28歳のスリランカ人。
彼もカタコトではあるけれど英語を話します。
ベントタリバーツアーでは野生のワニやトカゲ、鷲、きれいな色をした鳥などを見る事が出来ました。
街中を流れる川ですが、なかなかワイルドです。

あまりこういうのに心トキメク女子はいないかもしれませんが・・・笑、せっかく写真を撮ったので載せますね。

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ボートに乗り込みます。

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ジャミーとお友達になったようです・・・

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野生のとかげ

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野生のワニ

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ワニ使いのおじさん。左手に小さなワニを持っています。触らせてもくれたり、頭に乗せてくれたりします。

ラグジュアリーホテルに泊まってまったりするだけもいいけれど、
少しだけ、アドベンチャー的にこういったツアーに参加するのもいいかもしれません。
危険は特にないですし、1時間ほどで終わるリバーツアー。(2時間、3時間も選べるらしい)
奥地まで行くわけでもないし、ボートに乗っているだけなので、体力的にも全然疲れる事はありません。
ジャミーは最後にビジネスカードを渡してきて、紙に日本語で推薦文を書いてくれとお願いしてきて
なかなかのビジネスマンです。笑

と、インド洋とベントタリバー、ジェフリー・バワ氏の建築を楽しみながら過ごすアーユルヴェーダ3日間。

次は、治療についてお話していきますね!

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