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スマートスナッキングの王道「正しいナッツ」の選び方。

スマートスナッキングの必需品!質の高いナッツをおやつにしよう。

近頃、ナッツやドライフルーツをおやつにされる方が増えていますね。先日の伊勢丹新宿店のポップアップショップでもナッツを手に取られる方がとても多かったです。
テレビなどの影響もあるのでしょうか。ナッツはカラダに良いぞ!というトピックがたくさん特集されていたりしますね。
スマートスナッキング(ヘルシースナッキング)という言葉も聞いたことあるかも。という方も増えてきた頃でしょうか。ヘルシーなスナックを持ち歩いて、スマートにおやつを食べよう、おやつを賢く食べようという動きです。欧米では馴染みのある言葉になってきているようです。

私自身、ローフードやスーパーフードを知ったばかりの頃から、ナッツやドライフルーツをおやつにとりいれるようになっていたのですが、実をいうと最初の頃は日常的に、オーガニックではない、びっくりするくらい安いナッツやドライフルーツを食べていたことがありました。
最初は気づかなかったんですね。
その味の違いに。。

味の違いとは、実に、ズバリ言ってしまうと安価な酸化したナッツは本当に美味しくないんです・・・オーガニックの、酸化していない、粒の大きな、とってもフレッシュなナッツを一度味わうともう後戻りできません。その違いが歴然過ぎて、今までなんて美味しくない(マズい)ナッツを食べていたんだろうと気付かされてしまいました。

正直にお伝えいたしますと、ナッツの質次第でロースイーツの質はガラリと変わりますので、美味しくないナッツで作ってしまうと・・美味しくないロースイーツができてしまいます。また、ココナッツオイルの質もとても重要になってくるのですが、「ロースイーツを食べて、吐き出してしまった。。」「ロースイーツにはあまりいいイメージを持っていない。」という言葉を何度も聞いたことがあります。それはおそらく美味しくないナッツ&ココナッツオイルで作ったロースイーツだったのでしょう。そんな私も初めて食べたロースイーツは激マズでした。でも、質の良いナッツやココナッツオイルで作ったロースイーツは全く別物です。
ロースイーツに限らず、焼き菓子もそうだと思います。焼く分、多少は誤魔化しが効くかもしれませんが、味覚が敏感な人はお分かりになるかと思います。

ナッツを選ぶ際にはきちんとポイントを押さえておきましょう。

 

正しいナッツの選び方とは?

覚えておきたい、ナッツを選ぶ時の注意点をリストしますね。

① オーガニックであること
もちろん、必ずしもオーガニックが手に入るとは限らないですし、有機JASを取っていなくてもアメリカのUSDAオーガニック認証やヨーロッパの認証は取っていたり(日本では有機JASを取っていないとオーガニックと謳えません)、また、オーガニック認証を取っていなくても質が高くて美味しいナッツは存在します。しかしながら、安く大量に輸入してどんな状態で保管されているか分からないような安価なナッツは脂がまわって酸化してしまっている場合があるので要注意です。安かろう、悪かろうでは全く意味がありませんね。なんてったって、ナッツは脂質がほとんどを占めるのですから、鮮度が大切ですね。半生鮮食品として考えると良いかもしれません。

② 保管状態をチェックしよう
たとえば、大手ECサイトなどになると、大きな倉庫で空調完備がされておらず、どのような状態で保管されているか分からないようなところで管理している場合があります。
先ほどもお伝えしたように、ナッツは鮮度が大切です。もちろん、常温保存は可能なので、常温発送も可能ですが、あまりにも高温になるような場所に数か月という「長期間」保管されていたらナッツの脂質は一体どうなるのでしょうか?想像できますね。夏季はチョコレートなどの冷蔵商品の販売を休止するようなECサイトでのナッツの購入は注意が必要かもしれません。必ず確認してから購入した方が良さそうですね。
超高温、多湿になるような場所で長期間保管している場合は避けたほうがいいでしょう。(店頭販売では空調が効いていても持ち帰る途中で溶けてしまうからという理由で夏季はチョコレートなどを販売していないお店はあります。)

③ 脱酸素剤が入った袋にパックされたものを買おう

先ほどもお伝えしたように、ナッツは脂質がほとんどを占めています。良質な脂質なので積極的に摂取したいものですが、保管状態が悪いとすぐに酸化して美味しくなくなってしまいます。できれば、脱酸素剤が入った小分けされたものが無難でしょう。そして開封後は冷蔵保存をオススメします。少量をおやつに持ち歩くとかなら常温でも問題はないでしょう。良質な脂質を摂取しているはずが、実はカラダに良くない酸化して変質した脂質を摂取していた・・なんてことにならないように注意したいものですね。

④ 流行りの量り売りディスペンサーは?
こちらは、どうなのでしょうか。
ただでさえカビが生えやすいナッツです。いつ詰められたのか、回転率はどうなのか、店頭でライトに照らされ、いとも簡単に酸素に触れてしまうようなディスペンサーの中に…どれくらいの間、そのナッツは入っているのでしょうか。こちらもしっかりと確認をした方が良さそうです。日本は高温多湿で、季節によってはカビがものすごく生えやすい気候なので、温度管理、湿度管理、加えて酸素管理もちゃんとされているのであれば大丈夫だと思いますが、そうではない場合は避けたほうが良さそうです。
ナッツは輸入時にカビ毒(アフラトキシン)の検査をしなくてはいけないものが多数あります。それくらい、カビに冒されやすく、保管状態が悪いと危険度も高いものとなります。

ですので、量り売りの場合は特に、温度、湿度、酸素管理をされているかを確認したほうがいいと思います。中には、ちゃんと管理されているしっかりとした店舗様もいらっしゃいますので要確認です。良心的でしっかりとした店舗様なら教えて下さるはずですよ。

⑤ オイルでローストされていない、化学食塩や砂糖などを使っていないものを選びましょう。
何度もお伝えするように、ナッツはほとんどが脂質となりますのでできれば生のナッツがオススメではありますが、嗜好品という意味でローストされているものは(カリカリとして香ばしくて美味しい)、天然塩を使っているのか、オイルは使っていないのかなどのチェックをした方が良さそうですね。中には、健康に配慮したローストナッツもあると思いますので、質の高いローストナッツを選びましょう。

⑥ 油が染み出ていないマットなものを選びましょう。
見た目で判断できる場合もあります。油がまわってしまっているいかにも酸化しているようなナッツは避けた方が良さそうです。

 
ナッツは大量に食べる必要はないので、質の高い美味しいナッツを少量、大切に保管して食べたいものですね。

美味しいナッツを選ぶ際の指標になればと思います!

 
 
 
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