オーガニック業界の動きと変化の年。それからVeggy連載

2016.5.14

いまの仕事を始めてからというもの、
オーガニック業界の市場の動向というのを肌身で感じるようになりました。

それは単に自分が生活に取り入れて良いとか悪いとかそういうことだけではなく、
業界自体はどうなっているのか、ムーブメントはどういう方向へ向かっているのか。
なんてことを、いろいろな方面から実感するとでもいうのでしょうか。

この約8年間で様々な事を経験したわけですが、
最近では自分で探しに行かなくても、自然とそういう情報が入ってくるようになりました。
人と人との繋がりがそうさせるとでもいうのでしょうか、
大切な情報が人伝いに入ってくるようになったのですね。

あとは、もちろんインターネットという便利なツールが国を超えて情報を運んでくれるので
アンテナを張っているといつも有益な情報に出会うことができるのです。

もちろん、このメソッドや考え方、食品や食べ方は自分に合っているのか、
実際のところどうなのか、、、
というのは、自分自身で体験してみなくてはいけないし、
そもそも、ウェルネス・ビューティに興味があるわけでこんな仕事をしているので
健康や美容に関するいろいろなメソッドを実際に試してもいます。（もちろん完璧ではないですけどね）

それをしないのに、オーガニックだとか、ウェルネスだとか発信できないし、
それに関連する商品を販売する事も難しいと思っています。
単なるビジネスとして捉えていたら
テレビや雑誌などの情報に振り回されて終わりになるでしょうね。
興味を持つことで、自分の仕事に生かされるし、仕事が辛いものではなくなってくるものです。

また、如何に人生を送るのか。
という部分にとても興味があり、そして、最近の自分の中の傾向としては
そのテーマがとてつもなく大きなものになってきています。
「LIVING LIFE MARKETPLACE」の真髄ともいえる核の部分ですね。

ローフードやスーパーフードがきっかけで、「LIVING LIFE MARKETPLACE」を始めたわけですが、
いろいろな意味で、私の中で、一つの文化や時代の終わりを感じる時期がやってきました。
情報やそれを汲み取って感じる事象は、時代の一歩先をいつも捉えてなくてはいけません。
その、些細な変化やサインを見逃すことなく、いつも感性を研ぎ澄ませておくためには
世の中の動きを瞬時にキャッチする柔軟性と考察力が必要ですね。
沖縄にいたとしても、世界中、どこにいたとしても、今となっては簡単に情報が入る時代になっていますからね。

今年はそんな、自分自身にとっても、LLMPにとっても変化の年なのかなと感じています。

思えば、2009年の3月に設立し、2011年の3月に法人化しました。

2009年といえば、インドネシアのスマトラ沖地震が発生したり、
オバマ大統領が就任したり、マイケル・ジャクソンが急逝した年ですね。

2011年といえば・・・言わずと知れた津波の年でした。

世の中の変化の年というのは多くの人にとって、そして、時代の流れの変革期に当たるものだと感じてしまいます。

そして、2016年。

何かが変わろうとしている年のような気がしています。

変化の年というのは、時として、痛みや苦痛を伴うものです。

苦労して、苦い思いをして、なんとか這い上がろうともがいたからこそ、
手に入れられる何かがありますね。

そういえば、私にとって、もうひとつ、変化の年というのがありました。

2001年のNYのテロの時でした。

その時、NYで暮らしていた私は、人生の岐路に立たされ、路頭に迷い、悶々とした時期を過ごしていました。